音更町を巡る旅


□ 音更町

 音更町は十勝平野のほぼ中央にあり、南は十勝川を挟んで帯広市及び幕別町に、北は士幌町、西は鹿追町、芽室町、東は池田町に接している。東部の南北に走る長流枝内丘陵を除いてはおおむね平坦で、音更川を中央に士幌川、然別川が北から南に貫流し十勝川にそそいでいる。基幹産業は農業で道内でも屈指の穀倉地帯となっている。雄大な十勝平野の中央を流れる十勝川のほとりにある『十勝川温泉』は世界でも珍しい『モール温泉』として広く知られ平成16年に北海道遺産に指定された。1月〜3月の十勝川白鳥まつり『彩凛詩(さいりんか)』など有名なイベントもある観光も音更町のもう一つの顔だ。

□ 道の駅〜おとふけ

 屋根と壁面がブルーのパイプで覆われた風変わりな外装の道の駅。道の駅内には特産館があり豆・乳製品・ジャムなど音更町と特産品と十勝管内や道内の主要地場産品、姉妹都市である岩手県軽米町の特産品も展示販売しています。面白いのは十勝石細工かな。レストランは夜9時までというのが嬉しい。木野市街を通る国道241号沿いに有ります。
◇音更町木野大通西19丁目5番地 TEL: 0155-31-8511

□ 十勝川温泉

 モール温泉は植物が長い時間をかけて堆積した亜炭層から湧出する温泉です。植物性の有機物を多く含み、一般の温泉にくらべ天然保湿成分を多く含むといわれ特に女性に人気が高い。鉱物性温泉に対して、植物性温泉のモール温泉は日本でも希少性の高い温泉で北海道も十勝、斜里、標茶など極限られた地域にしかない。道内の温泉地としては初めて北海道遺産として選定されている。また温泉も限られた資源であり、泉源を集中管理するなど先進的な取り組みをおこなっている。十勝管内にはモール温泉が多い。

□ 十勝ヶ丘展望台 駐車場

 十勝川温泉の背後の丘にあるのが十勝ヶ丘展望台で十勝川と十勝平原を一望にするのはもちろん、原野の彼方に浮かぶ日高山脈の山並みが綺麗だ。十勝ヶ丘公園には駐車場になっている第一展望台とそこから更に登った所にある夜景のスポットとしても人気の第二展望台があり綺麗な夕陽の撮影スポットにもなっている。他にはギネスブックにも載ったことのある巨大な花時計ハナックがあり春から秋にかけて約2万株もの花々で彩られる。冬には『彩凛詩』の会場になります。

□ 十勝川白鳥まつり 彩凛詩

 十勝が丘公園ハナック広場で毎年1月下旬から3月上旬まで開催されているロングランのイベント。凍てつく白銀の大地と瞬く星空の下、彩りと温かみある無数の光が一体となって創り出す冬の幻想美。氷と光の世界が醸し出す不思議な空間それが『彩凛詩』です。会場を散策したり、展望台や熱気球の上から眺めたりとお気に入りの所でファンタジックショーを楽しんでください。防寒対策はしっかりとしていきましょう。

□ 家畜改良センター 十勝牧場

 畜産に関連する技術開発を行なう国の施設で1.3kmの『白樺並木』パンケチン川の畔に広がる『パンケチン公園』『十勝牧場展望台』『めん羊基地展望台』などがある。家畜改良センターの面積は日本一の大牧場と云われるナイタイ高原牧場の倍、東京ドーム872個分がすっぽり入るというとてつもなく広い牧場。展望台からの眺めは360度の視界で十勝の雄大な景色が広がる牧場には道産馬、羊、牛などが飼育されている。道道133号の南側に位置するめん羊舎と放牧地を望む『羊基地展望台』は放牧されためん羊が春から秋まで見られる。売店の古い木造建築は明治43年建築で当時の姿を残す。
◇音更町駒場並木8番地1 TEL: 0155-44-2131

□ 十勝牧場 展望台

 十勝牧場内を縫うように走ってたどり着く高台にある展望台で、北に大雪山系の然別山群を望み、西に日高山系と十勝平野と360度の展望がひろがる。隠れた夕陽のスポットとしてもマニアには知られた音更町の名所の一つです。展望台には、農機具が展示されているほかは人為的なものは何もない、聞こえてくるのは風の音と小鳥の声くらいのものだがそれもこの展望台の良さのひとつですね。◇十勝牧場内

□ 十勝牧場 夫婦柏

 十勝牧場内にある展望台に向かう通り道の両側に有る一対の柏の巨木で、道路を隔て仲良く立っている中睦ましそうな姿から「夫婦柏」と命名され音更町の名木に指定。よく見ると枝もところどころ朽ち、折れ曲がって200年以上風雪に耐え生きてきた風格が有りますね。◇十勝牧場内

□ 十勝牧場 白樺並木

 白樺並木は十勝牧場のシンボル的風景でその長さは1.3km。その美しささからテレビドラマや映画のロケなどの舞台にも登場したこともある。夏の白樺並木はもちろん良いのだが、真冬には運次第だが水蒸気がそのまま枝に氷結した霧氷の白樺並木が見られます。白樺は音更町の町木で白樺並木は音更町の「美林」に指定されています◇十勝牧場内

□ 西9線道路

 道道音更新得線を上然別方向へ走り誉橋直前で右側へ伸びる上然別北誉幹線へ入る。約500メートル進んだ所にある青看板「右折・中音更・士幌方面」が入口。良くある広域農道の一種なのだが広い十勝牧場の中を走るため民家はなく延々とアップダウンを繰り返して続く直線道路には牧場の緑だけが広がる。ここの特徴は白樺並木の変わりに家畜飛びだし防止フェンスに、交差する牧場道路は高架橋となり家畜用は地下トンネルだけ。民家がないので電柱もないひと味違う開放的な景観だ。十勝牧場では指定された場所以外には入らないでください。危険なことはあまり無いけど防疫上大切な事です。


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