夢の浮島 利尻町を巡る


□ 利尻町

 利尻島の西南端に位置し、島の中心には利尻山が聳えている。利尻町は昭和31年に仙法志村と沓形町が合併してできた町で基幹産業は水産業、利尻昆布は全国的に有名です。観光資源にも恵まれて夏は観光で訪れる人は多いが、離島という地理条件は通年観光には厳しい。

□ 利尻島

 利尻島は日本海に浮かぶ美しい火山島で中央に利尻富士の別名がある海抜1719mの利尻山が聳えています。遠くから見ると綺麗な成層火山ですが近づいてみると今なを崩壊と浸食の進む山です。登山者には憧れと同時に危険な山でもあります。利尻山の稜線が四方に広って豊かな裾野を造る。島の周囲はおよそ60q、島と言っても山岳から湿原まで多様な自然が詰まっている北海道では一番大きな島。植物は利尻島特有の種も含めて高山植物は多い。動物は大型哺乳類は生息しない。厳しい自然環境を秘めた夢の浮島が利尻島なのです。

□ 利尻島周遊

 離島の観光はどこでも言える事だが天候次第で島から出られなくなる事もあり得る事を覚悟にして出かけよう。周遊は上陸地点から始まるが島の環状道路をまず廻ると良い。歩きやレンタサイクル、バス、タクシーなどを組み合わせながら2〜3日をかけて廻るのが良いだろう。何か気になった所があれば横道に入る道草の旅がお勧めなのだが、時間に余裕がなければ観光バスの利用が便利だ。写真マニアには利尻山が順光になるように午前中は東側の利尻富士町、午後は西側の利尻町を回る時計回りのコースがお勧めですが、シルエットならその逆で利尻島の観光は利尻町と利尻富士町に分けないで利尻島の全体を見ながら計画を組んだ方が何かと便利です。

□ 霊峰湧水

 長浜と上磯の中間付近にある湧水です。名前の由来は雄大で麗しき峰、利尻山の恵みしとて名付けられたと言うことです。利尻山によって濾過された清潔な水です。利尻島には湧水場所が多数あるようですね。

□ 利尻町立博物館

 海と人間の調和がテーマーの博物館です。常に海と共存してきた利尻の人々の生活や歴史、文化を知ることが出来ます。利尻島の漁業を物語るタラ釣り魚やニシン番屋を原寸大のジオラマでの解説など利尻の基本情報が豊富。
開設 5/1〜11/30 仙法志字本町 TEL 01638-5-1411

□ 沓形岬公園 ミニビジターセンター

 8角形の外観が特徴の小さなビジターセンターです。センター内には利尻の固有植物や高山植物、自然観察についての資料などがパネルで展示されています。利尻島の四季を紹介するビデオ映像も見ることが出来ます。島巡りの前に立ち寄って島の情報を収集していくと良いでしょう。

□ 沓形岬公園

 沓形港に近くキャンプ場や双眼鏡の設置された展望台がある。公園から利尻山や礼文島も望める事と夕日も綺麗な人気のスポット。利尻町出身の詩人、時雨音羽の詩碑や8角形の外観が特徴の小さなビジターセンターがあり利尻の固有植物や高山植物、自然観察についての資料などがパネルで展示されています。

□ 仙法志岬公園

 島の最南端に位置する岬を中心にした公園。公園内には海岸探勝歩道があり探勝歩道からは荒涼とした荒磯を前景に利尻山が聳え見応えのある景観が広がっている。公園内にある海岸探勝道の内側は自然のプールになっていてコマフアザラシが愛嬌を振りまいている。

□ 仙法志御崎公園 自然磯観察場

 公園内にある海岸探勝道の内側は自然のプールになっていてコマフアザラシが愛嬌を振りまいている。毎年稚内水族館から春にやってくると言うことだ。自然のプールなので透明度は高く海底の様子がよく見えます。偏光タイプのサングラスを持参すると完全ですね。

□ 久連の奇岩群

 久連は溶岩が海水で浸食されて出来た奇岩や奇石が多いがその中でも目立つのは人面岩と大きな熊が昼寝しているような形の寝熊の岩などかある。場所によっては磯遊びなども可能な所もあるのでそれなりに楽しめますね。

□ 海底探勝船

 利尻西海岸の綺麗な海底を堪能できるグラスボートが沓形港から就航しています。コースは南周遊と北周遊の2コースがあり6月から9月中旬まで運行しています。海上からの利尻山の景観を楽しむのも良いでしょう。

□ 会津藩士の墓

 文化年間の1807年、幕府の統治下に置かれていた利尻をロシア艦隊が襲撃する事件があり、北方警備を命じられた会津藩は250人の藩士を派遣。ロシアとの直接の武力衝突はなかったが、厳しい自然環境の中でこの地に骨を埋める。それだけ利尻の環境は厳しいものだったのです。


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