美幌町を巡る旅


□ 美幌町

 美幌町は北海道の東部、オホーツク海岸から30kmあまり内陸にあり町の中央部を流れる網走川と美幌川の両岸に沿って肥沃な大地が広がる。高い山は無く屈斜路カルデラから延びる丘陵が広がりその台地はオホーツク海の影響を受け降雨量は少なく日照時間が長い。その地形や気候は農業には最適で町の基幹産業となっています。観光では美幌町は通過点となることが多いが屈斜路湖の外輪山から天下の絶景を眺めることができる。

□ 美幌峠

 弟子屈町と美幌町を結ぶ国道243号線の屈斜路湖北西寄りにあり。屈斜路湖に入る4つの峠のうち最もポピュラーでですが、鬱蒼と茂る原生林に囲まれた屈斜路湖と中島が真横に展開し、右側には雌阿寒岳、左側には斜里岳から知床連山までの天下の絶景が展望できます。最近は冬になると美幌峠でパラセーリングを楽しんでいるのを良く見かけます。標高525mの峠頂上直下には美幌峠道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」があります。四季それぞれの風景が楽しめます。

□ ぐるっとパノラマ美幌峠

 平成14年8月13日に道内で76番目の道の駅として登録された「ぐるっとパノラマ美幌峠」。中心施設である「美幌峠レストハウス」は、1階が軽食・喫茶・売店コーナーとなっており、地元産のじゃがいもをこんがり揚げた名物「あげいも」が人気です。2階は美幌峠の四季の映像などを見ることができる100インチの大画面シアターがあり、近隣町村の観光情報も検索できるタッチパネルパソコンなども設置された展望休憩室となっている。絶景を見ながらくつろぎの一時をどうぞ。

□ 美幌峠牧場

 美幌峠の西方向に広がる「美幌峠牧場」はあまり知られて居ませんが牧場内の道路の最高点は標高700mと美幌峠展望台より遙かに高く眺望の良さは想像がつくと思います。牧場内の道路は通行可能ですが訪れる人は殆どいません。一番高い丘の上まで行くと天下の絶景を独り占め出来るかも。

□ 峠の湯びほろ

 市街地から美幌峠に向かう国道243号線沿いに穏やかな農村風景の中に、なだらかな山々を背景にドーム屋根と幾つかの切妻屋根が連続した特色ある建物が視界に入ります。丸太材を梁に使った全道一の大ドーム風呂に入ると、デザインが異なる二つの浴室が配置され、毎日男湯、女湯に入れ替わり、2倍楽しめてしまう。漢方薬湯や香り風呂をはじめ、12種類の多彩なお風呂と、身障者専用浴室を備えた本格施設として、「くつろぎとやすらぎ」を100%実感できる美幌町自慢の温泉。レストラン、物産コーナー、パークゴルフ場もあります。

□ 美幌ユースホステル

 街を見下ろす高台の緑に囲まれた静かな環境にある「美幌ユースホステル」。近くには運動場を完備した「柏ヶ丘運動公園」があり、スポーツ合宿にも使えそうですね。また、弟子屈から大空、北見など周辺観光のセンター基地には最適な位置かもしれない。グループから家族まで気軽に使えるユースだ。美幌ユースで開催している色々なイベントは見逃せんね。

□ ベニバナヤマシャクヤク自生地

 ベニバナヤマシャクヤクは、ボタン科の植物で、6月頃にピンク色の鮮やかな花をつけます。花が余りにも鮮やかなゆえに盗掘が相次ぎ、西日本ではほぼ絶滅し、北海道でも近い将来絶滅するのではないかと危惧されています。そのベニバナヤマシャクヤクの自生地が、野崎、柏が丘公園樹木園の内にあります。1996年に博物館と有志らで、自生地を保全するために案内板と簡易防護柵を設置され大事にまもられています。

□ 屈斜路湖

 屈斜路湖は阿寒国立公園に位置するカルデラ湖。面積79.7平方キロ、湖面海抜121メートル、最大深部118メートル。網走支庁美幌町からは車で約40分の距離にある。湖のほぼ中央に5.5平方キロの中島が浮かび、神秘のたたずまいを見せている。美幌峠からの眺望は、摩周湖と並ぶ観光客の人気スポットとして知られる。摩周湖はインディゴブルーですが屈斜路湖はコバルトブルーの開放的な明るい青が魅力ですね。

□ 伝説になったクッシー

 1973年夏湖を見下ろす藻琴山に遠足に来ていた北見市の中学生たちが湖面に航跡を残し高速で進む謎の物体を目撃したのは一瞬の出来事。3年後には読売新聞に『ネッシーの妹分が北海道に?』と報道され『クッシー騒動』の幕開け。静かな町に観光客や取材が殺到しクッシーは一躍時のスターに駆け上るが、ついにその正体を現すことはなかった。今ではクッシー街道の名を残すのみで当時の面影は無い。

□ 美幌みどりの村

 総面積33haを有する森林レクリエーション施設で公園内にはジャンボ滑り台(全長200m)や森林公園キャンプ場をはじめ林間広場、展望塔、あずまや、バンガロー、管理棟、水洗トイレ、コインシャワー、丸太造りのコンビネーション遊具及び樹林の中には延長1.6kmの林間歩道が整備されています。農村公園エリア「親水施設,水路」では水に親しみ、野外緑地広場ではペタンクやゲートボールなど、多目的広場として多くの人たちがスポーツに親める環境が揃っている。

□ 森林公園キャンプ場

 「美幌みどりの村森林公園キャンプ場」は、平成15年新たにバンガローが4棟新設された。また、林間広場にもトイレが設置され、駐車場もアスファルトとなり、設備の充実を図られて人気上昇、夏休み期間などにはキャンプ場が込み合うことが予想されます。申し込みは早めにしたほうが良さそうです。

□ 美幌小学校カシワの木

 美幌小学校のカシワの木は、推定樹齢350年以上と言われている大木です。校庭、プール横、体育館横に数本の巨木があります。開校以来、長期間に渡り、数多くの児童を見守り、村人の暮らしと深く関わりながら年輪を刻み続けてきました。これからも美幌の歴史を見守り続けることでしょう。

□ 翠明の滝

 国道243号の美幌峠登り口から新宮林道を経て、シービホロ林道を約5q入った翠明橋付近に美幌で唯一の滝がある。美しい滝だが、この滝が人為的に水の流れを変えて出来た滝と知る人は少ない。水量は多くないので春がお勧めの滝かな。釣りと合わせて行ってみるのも良さそうです。

□ 美幌川

 美幌川は屈斜路湖外輪山を水源とし、多くの支流の水を集めながら網走川に合流しており、その距離は31qと言われています。その流域には豊かな自然が残され清流日本一に認定されたことも有るが峠の登り口付近まではショートカットで直線化された所が多く下流部は快適な釣りはあまり期待できない。水瓶となる森林が切り開かれ大規模な牧場と変わり保水能力の低下した川は洪水や水質汚染など新たな問題も含んでいる。とはいえかつての清流日本一の面影は残されていてまだ釣りの楽しめる所が有ることも付け加えておく。メインとなるターゲットはアメマスとヤマメ、下流域ではニジマスが出ることも有るが少ない。イトウに関しては完全に幻となってしまった様だ。


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