根室半島を巡る旅


□ 風蓮湖

道の駅スワン44ねむろから見る風蓮湖 風蓮湖は別海町と根室市にまたがる周囲96kmの大きな汽水湖で、周囲には広大な湿原や森林、砂丘など変化に富んだ自然環境が広がっています。ハクチョウの国内最大の飛来地で、秋と春には1万羽近くが湖に飛来する白鳥の湖として有名。他にもタンチョウ、オオワシ、オジロワシ、ヒシクイ、カモ類など春国岱と合わせると日本で観ることができる野鳥の半数以上、約300種が観察される屈指の野鳥の楽園として全国的に知られています。野付風蓮道立自然公園に指定されています。

□ 道の駅スワン44ねむろ(白鳥台センター)

 野鳥が集まる風蓮湖の畔に立つ『スワン44ねむろ』は道の駅の中にネイチャーセンターがあるといった感じの施設です。道の駅内部の風蓮湖側は全面ガラス張りで、風蓮湖や春国岱が展望できるようになっていて、双眼鏡や望遠鏡を用意されています。根室市内の入口にあり、観光インフォメーションなども充実しているので、ここで詳しい情報などを仕入れてから根室市内へ行くといいかもしれませんね。

□ 春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター

 春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターは道の駅から根室方面に進んだ国道44号線沿いの東梅パーキングから徒歩3分程です。根室市が野鳥をはじめとする春国岱の自然環境保全と環境教育的活用のため建設した施設でレンジャーが常駐し、春国岱および周辺地域の自然環境の調査や利用者のする方へのさまざまなサービスを行っている。館内にはフィールドスコープがおかれ常時野鳥観察が出来る。春国岱に行かれる方は事前にセンターに立ち寄り自然情報を入手して行かれることをお勧めします。センターはどちらかと言えばマニア向き。センターから東梅海岸の春国岱入口まで遊歩道が整備されている。
◇問い合わせ ネイチャーセンター TEL 0153-25-3047

□ 春国岱

丹頂の親子 春国岱は知床の方から運ばれた砂が気の遠くなるような長い年月をかけて風蓮湖とオホーツク海を仕切るように長さ約8kmという長大な砂州を作りあげた。その面積はおよそ600ha。砂州には海岸草原、湿原、塩湿地、湖沼や川、干潟、広葉樹林、アカエゾ松の原生林など、山と渓流以外の全てを含む自然が手つかずの状態で残されている。春国岱は市街地からほど近い所に残された奇跡に近い自然の宝庫で、日本一の野鳥の楽園として世界的にも知られている。これまで記録された鳥はオオハクチョウ、オオワシなど250種類。また特別天然記念物のタンチョウ、天然記念物のオジロワシ、クマゲラなど貴重な鳥たちが繁殖地になっている。春と秋の渡りの時期には、ロシアと日本、東南アジアを行き来するハクチョウやカモ、シギ・チドリのなかまなど60種類、数万羽の渡り鳥が春国岱および風蓮湖を中継地にしている。海岸草原にはエゾツルキンバイ、ハマハタザオ、センダイハギ、ヒオウギアヤメ、ナミキソウ、ハマナスは約4kmに及ぶ国内最大級の大群落を誇り、6月下旬から8月にかけてハマナスの深紅の花が一面を染める。湖岸の塩湿地にはアッケシソウが、アカエゾマツの砂丘林の林床にはガンコウランやツルコケモモなどの高山植物が見られる。原生花園はあまり知られていませんが、自然観察やバードウォッチングと一緒にたのしめるでしょう。車両の乗り入れは禁止されているので、駐車場から先は遊歩道を歩く事になりますが、遊歩道にある高さ7mの野鳥観察展望塔から見る砂州全体の景観は必見です。

□ 温根沼

 温根沼(おんねとう)は国道44号線から見ることができます。エゾマツが鬱蒼と茂る低台地に囲まれた周囲15Kmの汽水湖で、干潮時には沖合い800mまで砂州がひらける。事前に予約が必要ですが、天然のアサリ貝やホッキ貝の潮干狩りが楽しめます。潮干狩りで賑わう風景は、温根沼の風物詩になっています。沼の干潟ではタンチョウが餌をとる姿を見ることもできます。冬期にはヨシ原や草原でノスリやチュウヒ、コミミズクが飛翔しているのを見かけることも。林道に入って湖の南端、オンネベツ川の河口近くも夢想平と名付けた人もいたくらい雰囲気の良いところです。国道から林道10キロ程走った所から沼に降りられる道があり沼の中に幅30センチほどの木道が伸びているが観光用ではないようだ。温根沼北岸には各種設備が整った根室市キャンプ場があり、風蓮湖や春国岱にも近く便利です。温根沼ではカレイ刺し網漁船、きみ丸が仕掛けたカレイ漁の網に体重約150キロ、3歳くらいのヒグマがかかりマスコミを賑わしたので、記憶にある方もいるかも。根室にもヒグマが棲息する事の証明ですね。自然の中に入る時はご注意を・・

□ 根室半島湿原群

 歯舞付近の台地には高層湿原が発達し、ヌマガヤ、ミズゴケやイソツツジの群落、ケヤマハンノキ林などがみられる。ガンコウラン、クロマメノキ、コケモモなどの高山植物もみられる。落石岬とその周辺台地には湿原生アカエゾマツ林とミズゴケ群落があるが、サカイツツジが隔離分布することで有名。海岸低地湖沼周辺の湿地はスゲ、ヨシが圧倒的に多く水辺にはヤチヤナギ、フトイ、ガマ、ネムロコウホネなどの群落がみられる。南部沼ねオンネ沼は環境が悪化しておらず道東本来の湖沼植生が残るという。根室湿原群(フレシマ湿原、タンネ沼・オンネ沼、ヒキウス沼、沖根辺沼)はタンチョウの生息地で営巣もしている。

□ コタンケシ川河口湿原とトーサムポロ沼

コタンケシ川河口付近 国道の橋から トーサムポロ沼は丘陵地帯にある小さくまとまった雰囲気の良い沼で湖口付近は船着き場となっている。案内はないが国道を渡る橋の際から湖岸に下り多所に数台の駐車スペースがあった。コタンケシ川を渡るコタンケシ橋上流には小さな湿原がひらけ時には丹頂の姿をみる意外性のある所です。

□ オンネ沼・タンネ沼

 春国岱と長節湖をのぞけば根室半島に点在する沼の殆どは湿原に囲まれて立ち入ることは困難な所が殆どてすが、根室市の太平洋側にあるオンネ沼とタンネ沼もそんな沼で遠くからみえるだけ。湖沼は山と違って、人の目の高さでは形が分かりにくいが、地図ではオンネ沼は楕円形の大きい沼、タンネ沼は釣り針の様な細長い沼だ。日本の重要湿地選定理由にはは「特に南部沼、オンネ沼は環境が悪化しておらず道東本来の湖沼植生が残る」とある。直ぐ近くに南部沼がある。二つの沼は道道35号から眺めることはできます。

□ 長節湖

この辺までは道も良いが 太平洋に面し緑豊かな針広交林に囲まれた周囲約5kmの湖で、野付風連道立自然公園の一部。湖畔には木道もある遊歩道が設けられ、静寂の中に西国三十三観音霊場を含む45体の観音像が安置されている。湖を一周するには徒歩約1時間30分程かかりますますがやや荒れ気味です。夏にはバードウォッチングやハイキング、カヌーなど、冬には氷上ヨットやワカサギ釣りが四季を通じて楽しめます。近くに長節小沼が有りますが、集落手前の高いところから眺める方が綺麗ですね。

□ ホロニタイ湿原

 根室方面からホロニタイ湿原に向かうには根室浜中釧路線を別当賀駅手前から海岸に向かい左折し突き当たりを右折しそのまま進むと海岸に向かう道が何本か有るが2本目の道を左折して海岸に向かおう。入口にゲートがあり、道沿いに電柱もあるのが目安になる。市道に入り、森の中を緩やかなアップダウンを繰り返しながら走っているとまもなく太平洋と湿原が視界にはいってくる。道が急カーブで台地から湿原へと下る所から見る五本松川河口の沼と海岸線がきれいです。右側には、ホロニタイ川河口の沼と湿地帯がひろがっているが、道路沿いに有刺鉄線が張り巡らされ湿原内には立ち入れない。砂利道は湿原に下り海岸に伸び海手前のゲートで市道終点を迎える。海岸に直接立つ事はできないが左右ををゆるやかな丘に挟まれ、湿地帯に広がる草原と湖沼、蛇行する川、そして前方には太平洋の大海原が広がっている。ホロニタイ川河口の沼の奥に、朽ちた廃屋があり、厳しい自然を垣間見る思いだ。市道はゲートが閉鎖されていることも有るので事前に確かめてから出かけましょう。

□ シマフクロウ

 シマフクロウの食べものはマスやウグイなどの川の魚。魚が育つ川と、生い茂った河畔林の存在がシマフクロウが生きていくためには欠かせないが、根室地方には本来の姿を持った川とそれを取り巻く森が残され、シマフクロウが住める環境がかろうじて残された地域。翼を広げると2mにもなる世界最大級のシマフクロウは日本で今最も絶滅に近い動物の一種。

□ 東梅海岸

春国岱橋より ここは春國岱の入口に当たる所で国道44号線東梅パーキング付近に入口があります。入口からまもなく春国岱橋を越えるとすぐ駐車場がある。此所は春国岱の遊歩道入口になるが冬季には白鳥の観察ポイントになります。もう一つは意外なことと思うかもしれませんが、ファミリーフィッシングの穴場です。


春国岱 トーサムポロ沼 トーサムポロ沼 長節小沼 長節小沼 長節海岸

準備中 三十三観音霊場 長節神社 準備中 準備中 準備中

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