釧路市を巡る・釧路駅周辺から山花まで


□ 和商市場

 釧路駅近くのビル1階に、約80店舗が連なる市場。戦後まもなく釧路の町で行商をしていた人達が集まって昭和29年に設立した市場で鮮魚、海産物を中心に、野菜、惣菜、肉、花にすし屋まである賑やかな所。この市場で有名なのが、新鮮な海産物を丼に乗せて食べる「勝手丼」だ。日本でも有数の漁獲高を誇る釧路港の恩恵で、新鮮な魚介類が豊富。勝手丼を選べる場所には新鮮な切り身が並んでいる。予算を決めたらあとは交渉次第、気になったのをあれこれ入れてもらおうね。
◆釧路市黒金町13-25 ◇日曜は休業していることが多い。

□ 釧路朝市 駅前市場

 釧路駅前の朝市では和商市場の勝手丼が有名ですが営業は午前8時からで、早く行動したい方には利用が難しいが西隣の釧路朝市の方は名前通り朝の6時から開店している。観光客よりは地元の利用が多いようですが小さな食堂があり定食メニューが豊富で早い時間でも普通に朝食が出来るのが有りがたい。有名では無いがラーメンは地元の人にも評判はよい。食後のコーヒーを飲んだら昼の必要品も仕入れて出かけよう。

□ 幸町公園 さいちようこうえん

 釧路駅や和商市場から程近い場所にあり釧路に鉄道が開通した当時は釧路駅の構内だった場所。園内にはかつて根室本線や釧網本線などで活躍した蒸気機関車(C58-106号車)や鉄道一千マイル記念碑がある。石川啄木が最後に釧路を訪れた当時の駅もこの辺で園内の北側に腕組みをした啄木の歌碑と像は港文館の方に移設された。石川啄木文学コースのスタート地点にもなっています。◇釧路市幸町12-1

□ マリン・トポスくしろ

 釧路港に建つくしろ水産センターの3階にある水産展示資料館。管内にはジオラマやDVDを使った釧路港の紹介、釧路に水揚げされる魚や近海に生息する魚の種類、漁業の歴史、漁法の紹介などの資料を展示、また釧路の水産業に関するクイズまである。展望室から釧路港や雌阿寒岳の山並みが展望できるがユニークなのは実際の水揚げ風景が見られることや市場施設が見学できる事。1階には食堂とソバやさんが有り値段も手頃で一番釧路らしいところかもしれない。“不思議な丼”という『天候に勝つ』という縁起を担いで天丼とかつ丼が一つのどんぶりに盛り付けられたメニューがある。雨男に雨女は見逃さないで(^^;) ◇釧路市浜町3-18 TEL:0154-22-0191

□ 鳥取100年記念館

 国道38沿いにある鳥取城をかたどった記念館で鳥取開基百年を祝って鳥取県士族移住の地に鳥取城を復元し資料館として建築したもので、完成後鳥取神社に寄贈された。旧鳥取村の歴史や開拓期の資料に加え、旧鳥取池田藩の士族移住に関する資料と鳥取市から寄贈された甲冑2組と武具一式など展示内容は充実している。記念館を近くから見ると確かに城そのもので風情があります。◇鳥取大通4丁目

□ 千代ノ浦漁港マリンパーク

 道内では港が公園として整備された数少ない所で平成18年から利用できるようになっている。所開始致しましたマリンパーク内休憩棟の使用はマリン・トポスくしろ(くしろ水産センター3階)で受け付けています。指定の場所以外での火気はつかえません。親水公園や休憩棟はあまり使われている様子はないが釣護岸もあり釣りには便利かも◇釧路市千代ノ浦漁港

□ 北海道立釧路芸術館

 意外という感じで地方都市としては博物館にしても芸術館としても立派なのには驚いてしまう。収蔵、展示されている作品は彫刻、絵画、写真作品、自然をテーマとする作品、釧路と根室地域等に関連する作品と幅も広いです。作品展も開催されていて地域の文化発展に貢献しています。の収集をすすめていますJR釧路駅より徒歩約15分と近く便利ですね。フィッシャーマンズワーフMOOからだと徒歩約2分くらいです。駐車場は狭いので、満車の時は釧路錦町駐車場に、料金割引あり。
◆釧路市幸町4丁目1番5号 TEL:154-23-2381

□ 釧路フィッシャーマンズワーフ MOO

 旧釧路川に面し幣舞橋に隣接したMOOは『マリン・アワー・オアシス』の略で大型の観光施設、観光バスや港内遊覧船の旅客ターミナル有るので観光には便利。2階は雑貨が中心のショッピングセンターと海産物を集めた『釧路市場』などがあり4・5階にはプールやアスレチックジムがある。3階は郷土料理の店や岸壁炉端があるグルメ街。展望テラスも有るとの事。
◆釧路市錦町2-4 TEL:0154-25-4499

□ 幣舞橋 ぬさまいばし

 幣舞橋は札幌市の豊平橋、旭川市の旭橋と共に北海道の三大名橋と呼ばれている。幣舞橋は全長124m、幅33.8mの大きな橋で今の橋は5代目。こ橋の特徴は、ハマナスを図案化した高欄やヨーロッパ調の街灯とともに、春夏秋冬を表現する「四季の像」を配し、夕日の幣舞橋、霧中に浮かぶ橋影と街路灯など釧路ならではの幻想的な風景。橋の南には花時計のある幣舞公園や出世坂など散策には最もお勧めできる。

□ 幣舞河畔広場

 旧釧路川に掛かる幣舞橋の袂にぬさまい河畔広場がある。広場には『釧路の夜』歌碑があるが、これは歌手美川憲一氏が釧路沖地震で被災した方を支援のため自ら募金を集められ釧路市に寄付。それに対する感謝を込めて建立されたもので、高さ2m20p 内蔵センサーが前を通る人の気配を察知し「釧路の夜」の歌が流れ出す仕掛けになっている。幣舞橋をバックして昼夜を問わず記念撮影も出来る面白い公園だ。

□花時計

 釧路駅を降りてメインストリートの北大通りから夕陽と霧で有名な幣舞橋に向かっていく橋の正面にと珍しく傾斜地に設置された「花時計」が見える。花は四季に応じてパンジーやマリーゴールドなど年4回植え替えられ市民や旅行者の目を楽しませてくれています。ぬさまい公園の入口で花時計の裏側の丘が公園になつている。◇釧路市幣舞町23番

□釧路阿寒自転車道

 釧路市昭和の河畔公園から鶴野、北斗、釧路市動物園等の有る山花、桜田の途中休憩所を経由して阿寒町舌辛の運動公園を結ぶ高低差約30m、延長およそ25kmの自転車専用道路。この自転車道はかつて走っていた雄別鉄道の廃線跡を四年かけて整備したもので雄別鉄道の駅跡がほぼそのまま休憩所の名称として残されて鉄道ファンには嬉しいかも。

□ 釧路こども遊学館

 釧路市青少年科学館の閉館に伴い2005年に開館した。体験型の展示物とプラネタリウムなどの視聴覚施設を持つまた、天体観測用ドームや望遠鏡を搭載した移動天文車『カシオペヤ号』がある。コンセプトは『来館者が自ら遊び、学ぶ』というため展示の解説表示は必要最低限。室内の砂場の遊び場や1階から2階にかけて設置してある巨大な遊具、おはなしハウス、キッズテント等有り三階には光学式とデジタル式の統合型プラネタリウムなど、構成は小学生を対象にしているが遊び自体は1歳の子供でも可能な施設。お勧めはやはりプラネタリウム。
◇釧路市幸町10丁目2番地 TEL:0154-32-0122

□ 丹頂鶴自然公園

 北海道の丹頂鶴は明治時代の乱獲で一時は絶滅したものと思われていたが1924年に釧路湿原のキラコタン岬で生息している姿が確認され、以後丹頂鶴の保護活動が始まり、1952年には国の天然記念物として指定され保護活動の広がりの中で1958年に日本初の丹頂鶴自然公園が生まれた。公園の総面積は10ha、常時20羽前後のタンチョウが自然に近い環境で飼育されており、5月から6月頃にはヨチヨチ歩くヒナの姿を見ることも有る。1952年の調査ではわずか33羽と云われた丹頂は現在釧路湿原を中心に道内の湿原に生息範囲を広げその数約1.000羽を超える程になって各地で姿を見かける。
◇釧路市鶴丘9-112番地 TEL:0154-56-2219

□ 釧路市動物園

 世界最大級の大きさで知られるシマフクロウは、主に魚を主食としています。北海道での生息数は100羽程で、現在絶滅の危機に瀕しています。釧路市動物園では、全国の動物園で飼育していた全てのシマフクロウを集めて飼育し、世界で始めて繁殖に成功した動物園です。日本では、釧路市動物園でのみシマフクロウを飼育しています。園内には、天然記念物に指定されているオオワシ等、多くの動物を飼育しています。ウサギやヤギなどに触れることのできる『供動物園コーナー』や、園内にもともとあった湿原を散策できる『木道散策路』もあり、ヤチボウズなど気軽に湿原風景を楽しむことができます。
◆阿寒町仁々志別11 TEL:0154-56-2121

□ 野生動物保護センター

 釧路湿原や野生生物の保護管理への取り組みのモデル施設として設置された国最大の保護センターで環境省の施設。一般向けの展示施設と研究施設に分かれている。北海道に生息する種の生態と保護活動の現状やシマフクロウ、タンチョウなどの絶滅の恐れのある野生生物と湿地の生態系や保護などについて、パネルやリアルな模型を使ったジオラマなどで判りやすく紹介していて見応えの有る作りになっている。
◇釧路市北斗2-2101 TEL:0154-56-3465

□ 山花公園

 広大な公園で周囲には有名な観光地を控えている。公園の一角にはふれあい農園、ふれあいホースパーク、山花温泉、オートキャンプ場があり1日を家族とともに過ごせるアウトドアエリアだ。あまり知られていないがサクラの隠れた名所で山桜が終わる頃に他釧路八重サクラが咲き始める。すこし足を伸ばして山花神社にいくとこの辺では珍しい巨木もある。体力が余っている方には釧路阿寒自転車道路と遊びど所、見所一杯。

□ ホーストレッキング

 公営のホースパークというのは珍しい。さすがに『日本釧路種』で全国に知られた場産地だ。幼児から年配の方まで広く馬に親しみ、気軽に乗馬を楽しめる体験型施設で、専門のスタッフによる基礎からの乗馬技術指導や、フリー乗馬コースもある。観光なら乗馬技術不要の引き馬や馬車などが良さそう。
◇釧路市山花10-1 TEL:0154-56-2566

□ 山花温泉リフレ

 釧路市の西側にある山花公園内に平成8年にオープンした本格的な温泉で釧路市街からも近い。温泉周辺には釧路市動物園、丹頂鶴公園、ホースパーク、釧路湿原展望台等があり湿原観光には便利。山花温泉は『釧路市農村都市交流センター』としての機能を併せ持ち多くの体験プログラムが用意されている。線質は海水に似た塩化物強塩泉の源泉をそのまま利用している。館内は、露天風呂付きのゆったりとした大浴場や休憩室も有り、キャンプ場の利用者は入浴料の割引がある。
◇釧路市山花14線131番 TEL:0154-56-2233

□ 山花オートキャンプ場

 周囲にアウトドア施設や有名な観光地があり隣接して温泉もあるオートキャンプ場で周囲は森に囲まれて静かです。オートサイトは広さも十分とれていて快適だが、使い勝手となると炊事場やトイレ等にいく時はかなり遠回りをしなければならないなど意外と不便、その点は林間のフリーサイトの方が便利さで勝る。一番人気なのはシャワーハウス、キッチン、テレビを備えたコテージで多勢なら高くはない。センターハウスには売店の他、シャワールーム、コインランドリーなどが備わっているが、キャンパーには山花温泉の入浴料割引が有るので温泉の利用を勧めたい。料金は入場料を考えると北海道のオートキャンプ場としては高めの設定だ。使い勝手と料金設定を考えるとフリーサイトの方がお勧めのキャンプ場かも。釣りなどのアウトドアや阿寒、釧路湿原観光のベースキャンプには魅力的な位置にある。
◇釧路市阿寒町ニニシベツ11-37 TEL:0154-56-3020

□ 釧路市指定天然記念物 ヤチボウズ群落

 カブスゲなどのスゲ類が湿地に繁茂して株をつくったものです。冬季に株ごと土壌が凍上し、春先には株の根元の土壌が水でえぐられると前年の根から地下茎をのばし生長する。このサイクルを繰り返すことで数10年で高さ40〜50cmになります。キタサンショウウオが冬眠場所に利用するなど多くの動植物が生活の場としている。ただ谷地ボウズの数とその広がりは見事で釧路市丹頂鶴自然公園内の群落は釧路市の天然記念物に指定しています。谷地ボウズの中で株元の土壌が残り巨大化したものは十勝ボウズと呼ばれるが殆どは十勝地方にしか無い。

□ 名水の北斗園

 釧路市にある「名水の北斗園」は釧路湿原展望台の真下にあり、地元釧路市民が美味しい水を求めて汲みに来る場所となっている。「北斗園」は車を乗り入れて水を汲む場合200円が必要です。水を汲む前にプレハブ小屋にある料金箱に200円を入れてから水を汲むようになっている。水量は豊富で、水汲口も数多くありますので、そんなに待たずに水を汲むことが出来る。釧路市内から道道53号線を鶴居村方面に進み北斗交差点で釧路湿原展望台方面へ進みます。交差点をすぎ少し走ると上り坂があり、その途中に「史跡北斗遺跡」の看板が見えるので、看板を右折するとまもなく名水の北斗園に着きます。
◇釧路市北斗 駐車料金200円 水汲み無料


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